こんにちは!ママブロガーのみやです。
今回のテーマは「離乳食後期~完了期の取り分けメニュー」です。
大人用料理からの取り分け法は、離乳食本にもよく出ています。
材料が柔らかく煮えたところで味付け前に取り出して、赤ちゃん用に手を加えるというものです。
でもこれ、けっこう大変じゃありませんか?
イチから調理するよりはマシですが、それなりにやることは多いです。
そこで!
今回はもっと簡単で便利な方法をご紹介します。
離乳食後期になれば使える調味料の量や種類も増えてくるので、完成した大人用料理を使います。
もちろん、最終的な味付けは大人よりもだいぶ薄くなりますのでご安心ください。
なお、冷凍ストック多用 です。
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肉じゃがから取り分け
肉じゃがのじゃがいも、玉ねぎ、肉、あれば人参を使います。
味のついた柔らかいじゃがいもは、実は万能選手です。
味付けは、この肉じゃがについている分だけでOK!
ちょっと濃いかなあという時は、調理前に肉じゃがを10分ほどお湯につけておくと味が抜けます。
肉じゃがの肉が食べづらそうであれば、冷凍ストックの肉団子などに適宜変えてあげてください。
和風ミルクパスタ
材料:パスタ、肉じゃが、牛乳、野菜ストック(葉物がオススメ)
①麺(マカロニでもOK)を茹でておく
②肉じゃがのじゃがいもを潰し、玉ねぎ、肉、人参などを細かく切る
③牛乳に野菜ストックと肉じゃがを加えて混ぜる
④③をレンジにかけて一煮立ちさせ、①の麺を加えて混ぜる
⑤お好みで粉チーズをかけて完成
潰したじゃがいもによりとろみがついて食べやすくなります。
肉じゃがの肉を使わず、鮭やツナを入れてもおいしく食べられます。
和風ポテトサラダ
材料:肉じゃが、牛乳少量、野菜ストック
①肉じゃがのじゃがいも、玉ねぎ、肉、人参などを適当な大きさに切る
②野菜ストックを解凍する
③肉じゃが、野菜ストック、牛乳を和えて完成
固ゆでの卵を加えてもよさそうです。
具沢山ポタージュ
材料:肉じゃが、牛乳、野菜ストック
①肉じゃがのじゃがいもを潰し、玉ねぎ、人参などは細かく切る
②①に牛乳と野菜ストックを足して混ぜる
③②をレンジにかけて一煮立ちさせて完成
じゃがいものとろみと肉じゃがの味で、野菜嫌いな子もパクパク食べられます。
牛乳を多めにしてパンを入れれば、朝食にぴったりのパン粥になります。
和風ミネストローネ
材料:肉じゃが、トマトまたはトマト缶、野菜ストック
①肉じゃがのじゃがいも、肉、玉ねぎ、人参などを細かく切る
②皮を剥いたトマトまたはトマト缶と水を①に適量入れる
③②に野菜ストックを入れ、レンジにかけて一煮立ちさせる
④お好みで粉チーズを加えて完成
マカロニやスパゲティを入れればトマトパスタになります。
ご飯を入れてリゾットにしてもおいしく食べられます。
パンを加えてパン粥にしてもOKです。
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豚汁から取り分け
豚汁は、肉も野菜もバランスよく入っていて栄養満点です。
注意点は2つ!
・味が濃いので具材のみ取り分けてお湯で味抜きしてから使う
・ごぼう(固い)、こんにゃく(喉に詰まると危険)は使わない
豚汁おじや
材料:豚汁、ご飯
①豚汁の具材をすくって汁を切り、細かく切ってお湯(味抜き用)につける
②ご飯に水を切った①を入れ、お湯(ふやかす用)を少量加えて混ぜる
③②をレンジにかけて一煮立ちさせて完成
沸騰させてから粗熱が取れるまで冷ますと、鍋で炊いたような軟飯になります。(お湯を足すだけだとおじやっぽくならない)
豚汁の肉は、細かく切るとごはんと一体化して食べやすくなります。
とろみつき野菜の煮物
材料:豚汁、片栗粉
①豚汁の具材をすくって汁を切り、適当な大きさに切ってお湯につける
②水を切った①に水溶き片栗粉を加え、レンジで一煮立ちさせてとろみをつけて完成
水溶き片栗粉はなくてもかまいませんが、とろみがつくと食べやすく&あげやすくなります。
ほうとうから取り分け
山梨県の郷土料理「ほうとう」をご存知ですか?
かぼちゃ、白菜、根菜、ねぎ、きのこ、油揚げなどを出汁で煮て麺を加え、味噌で味付けをしたものです。
太くて固い麺を、打ち粉がついたままおつゆに入れて煮るので、とろみがついて冬は体が温まります。
豚バラの薄切りを入れることも多いです。
このほうとう、離乳食にぴったりなんですよ。
・かぼちゃ味
・野菜たっぷり
・とろみがある
我が家では、ほうとうを作った時は離乳食に最大限活用するので、離乳食作りがとても楽になります。
ほうとうに限らず、冬の郷土料理は大鍋で肉・野菜をたっぷり煮込むものが多いです。
お住まいの地域の郷土料理でもぜひアレンジしてみてくださいね。
そのままほうとうとして食べる
材料:ほうとう
①ほうとうの具材と麺をすくって適当な大きさに切る
②おつゆの味噌味が濃ければ、お湯か牛乳で伸ばす
ごぼうは固いのであげない方がいいと思います。
ほうとうおじや
材料:ほうとう、ご飯
①ほうとうの具材をすくって適当な大きさに切る
②ご飯に①とほうとうの汁を加えて混ぜ、完成
ほうとうの汁にとろみがあるので、ご飯と混ぜた後レンジで沸騰させなくてもおじやらしくなります。
和風かぼちゃシチュー
材料:ほうとう、牛乳、肉団子ストックなど
①ほうとうの具材をすくって適当な大きさに切る
②①にほうとうの汁と牛乳を1:1で加える
③ほうとうの肉を使わない場合、肉団子ストックや市販の赤ちゃんソーセージなどを加える
④レンジで一煮立ちさせて完成
牛乳を足すことで味噌味の濃さが緩和されます。
ほうとうの味付けが濃い場合は、牛乳との割合を調整してください。
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まとめ:大人用料理からのかんたん取り分けメニュー
毎日の離乳食作り、お疲れ様です。
3回食ともなると1日中離乳食に追われているような気分になりますよね。
市販のベビーフードは強い味方ですが、毎日毎食では経済的な負担も大きくなりがちです。
大人用メニューから上手に取り分けて、手間もお金も賢く節約しちゃいましょう♪
大人用完成品からの取り分けポイント
●肉じゃがは取り分けの万能選手!具材としてもとろみ付けとしても二重丸
●豚汁は具材のみ使い、お湯に漬けて味抜きをする
●大鍋系郷土料理は離乳食にぴったり
お読みいただきありがとうございました!