こんにちは!ママブロガーのみやです。
今回のテーマは「夫の体調悪いアピール」です。
私の夫は体調悪いアピールが激しいです。
朝起きた瞬間に、
●頭が痛い
●肩が凝りすぎて痛い
●お腹の調子がおかしい
●足が痛い
●手が痛い
●唇が割れて痛い
などなど、どこかしらの具合が悪いと言います。
その割に、早く寝るとかリビングでうたた寝しないとか暴飲暴食しないとか、そういう対策をしないんですよね。
もしやただ心配されたいだけ?と思ったりしています。
調べてみるとそういう男性は少なくないようで、ネット上には具合悪いアピールをする夫の話が散見されます。
今回は、男性がどういう心理で具合悪いアピールをするのか、どう対処するのが正解なのかについて考えてみたいと思います。
体調悪いアピールの種類
本当は何でもないのに、どうして体調が悪いフリをするのか・・・?
その理由について考えてみました。
何となくだるいから
いい大人になれば、毎日体調バッチリという人の方が珍しいです。
たいていの人は、疲れが取れなかったり、筋肉痛が長引いたり、風邪がなかなか治らなかったりで、何となくだるいことが多いのではないでしょうか。
特に30代に入ればその傾向は強まります。
しかし、それを加齢によるものと捉えない人は、毎朝体調が悪いと感じ、それを口にしてしまうのでしょう。
そして妻がいちいち疲れを口にしないのは、元気いっぱいだからだと思い込んでいる男性は多いようです。
元気いっぱいな妻に比べて俺は疲れてる、体調悪い・・・となり、それが「気遣ってくれよ」となり、口癖のように「体調悪い」と呟くことに繋がるのかもしれません。
少年時代の体調を基準にして辛い辛いと言われても、まわりは困ってしまいますね。
妻に張り合って言う
妻が体調を崩していると「俺も実は熱があって」などと言い出す男性は少なくありません。
なぜでしょうか?
それは以下の理由によるものと思われます。
●心配したり看病したりするのが面倒、嫌、損した気分になる
●仕事を振られるのが嫌
または、自分がさらに助けが必要な立場になってみせることで妻はいつも通り動いてくれると期待するとか。
いずれにしても、妻を助ける気があまりないように見受けられます。
何かから逃げたくて言う
「体調悪いなら仕方ないね」と思ってもらえるのを期待して言うパターンです。
家事の当番や、子どもを遊びに連れて行く約束や、そういうものを免除してほしくて、または採点を甘くしてほしくて、言い訳として「体調が悪い」と言います。
学生時代、体育で記録を取る時に「今日体調悪いんだよね」とか「足を痛めてて」とか言う人がまわりにいませんでしたか?
それと似たような心理です。
本当に具合悪いの?
元気100%でないことは嘘じゃない
前項でも触れましたが、大人になればどこかしらだるいのは普通です。
だから体調悪いアピールをする人も、どこかがちょっと痛かったり、ちょっとだるかったりすることは嘘ではないと思います。
ただ、そのくらいのだるさは皆が抱えていていちいち言わないだけで、言わないから元気いっぱいというわけではないということに気がついていないのです。
風邪を引いて辛さを訴えれば母親が優しくしてくれた時代から抜け出せていないのでしょう。
病気が隠れていたらと思うと心配
体調不良アピールを完全無視できない理由がこれです。
初めに言いますが、解決策はありません。
また言ってると思いつつ、もしこれが重病の前兆だったらと思うと何となくだるいとかちょっと痛いとか、そういうのを無視できないんですよね。
腹立たしいのは、言っている本人が「自分が重病かも」とは露ほども思っていない点です。
だから病院に行くとか生活を改めるとか、そういうことはしないんです。
家族としては、深刻そうなら病院に行くことをすすめて、そうでもなさそうなら適当に聞き流すしかありません。
しかし本人は心配してほしいとか何かから逃げたいというための口実として「体調悪い」と言っているだけなので、「行って来たら?」程度に病院をすすめたところで受診などしないのがオチです。
そのため、家族としてできるのは子どもに対してするように体調を観察してあげて、傍から見ても様子がおかしければ受診するよう諭すしかありません。
お腹の調子が悪いと言いつつよく食べるとか、最近眠れないと言いつつリビングではよく寝るとか、私の場合そういうのは無視しています。
何を求めて体調悪いアピールをしているのか
心配されたいのと何かから逃げたいのが主な理由でしょう。
どれも根本的な部分にあるのは甘えです。
甘え自体は悪いことではありませんが、甘えを利用して有利にことを運ぼうとするのはダメですね。
心配されたい
・自分に注目してほしい
・気遣ってほしい
・お世話されたい
何かから逃げたい、採点を甘くしてほしい
・(家事や育児など)嫌なことを「しなくていいよ」と相手から言ってほしい
・「体調悪いからこのくらいで仕方ない」と思ってほしい
・「体調悪いのにここまでしてくれた」と思ってほしい
アピールされた時の正しい対応
では、夫が体調悪いアピールをしてきた時は具体的にどうするのが正解なのでしょうか。
答えは、まず夫の目的を見極めることです。
つまり、甘えたくて言っているのか、それとも責任を負いたくなくて言っているのか、どちらなのか見抜くということです。
まずここを見抜かないと、適切な対処ができません。
甘えたくて言っているなら・・・
・余裕があれば、適当に面倒を見てご機嫌をとってあげる
・忙しければ、口だけ「大丈夫?」と心配してあげる
・しつこい場合の最終手段は「薬飲んだ?」「病院行ってきたら?」
逃げたくて言っているなら・・・
・代わってあげてもいいなら代わってあげる、ただし内容や頻度により交換条件を出した方がいいかも
・しつこい場合は「私もなんだよね」で撃退
・本気で心配している顔で受診をすすめる
どちらも最終手段は「病院に行こう(仮病じゃないならな)」です。
本当に体調が悪ければ、大人なのでここまで言われずとも自分で病院に行くはずです。
それをせず、生活も改めず、都合のいい時に「なんか体調悪いんだよね」と言うだけなら、それは体調が悪いことを何かの口実にしたいだけの可能性が高いでしょう。
まとめ:体調悪いアピールの理由と対策
男性は痛みに弱いという説を耳にすることがあります。
それがどこまで本当なのかは分かりませんが、ちょっと辛い程度の体調不良をことさらアピールするのは圧倒的に男性に多い印象です。
アピールする割に生活改善する気はないというのもセットでついてきます。
これにどこまで付き合うか、どこまで優しくするかはこれまでの人間関係と今後の展望によるところが大きいでしょう。
ちょっとくらいなら優しく付き合ってあげてもいいと思えるか、そうではないか。
離婚する気はないので機嫌を損ねない程度に付き合ってあげるか、それとも離婚上等で冷たくあしらうか。
さらに、本当に具合が悪いのか、単なるアピールなのかを見抜く必要性も出てきます。
家庭それぞれで事情は異なりますから、こうするのが正解というものはありません。
また、今回の記事はあくまでも体調悪いアピールに対する対処法です。
本当に体調が悪いようであれば、一刻も早く医療機関で診てもらうべき でしょう。
ただ、その「本当に体調が悪いのか?」の判断をしづらくさせているのが体調不良アピールなんですよね。
本当に面倒くさいものです。
お読みいただきありがとうございました!