こんにちは!ママブロガーの みや です。
今回のテーマは「共働き(家事育児は妻)を希望する男性心理」です。
近年の婚活男性の間では、共働き以外ありえない という意見が多数を占めています。
しかし、ここ10年ほど、若い女性の間では専業主婦志向が高まっています。
なぜかと言うと「フルタイムで働いても結局家事育児は女がすることになる」と思っているからです。
そして残念なことに、これは正しい場合が多いです。
実際、私も共働き希望の夫と結婚し、8年近く正社員共働きを続けましたが、家事は98%私の仕事でした。
関連記事:【専業主婦希望者必見】共働き希望の夫から専業主婦を勝ち取った話。
共働き自体は全く悪くない です。
希望の職種に就くためにたくさん勉強し、入社試験や資格試験を乗り越えて仕事をしている女性は大勢います。
そしてしっかりした男性なら、配偶者が仕事をしていることをきちんと理解して家事育児を分担するでしょう。
しかしそれができない男性が多いから、女性は「共働きが当たり前」と口にする男性を警戒し、イラッとしてしまうのです。
今回は、共働きで家事育児は妻 といういいとこ取りをしたがる男性について考察します。
こんなあなたに読んでほしい
彼氏・夫が共働き希望だけどどうも釈然としない
共働きを希望するなら家事は分担してほしい
家事する気もないのに共働きを希望する男性心理を知りたい
男性が共働きを希望する理由
男性が共働きを希望する理由はいくつかあります。
女性側が仕事を続けたいと思っているか否かに関わらず、男性側の希望にのみ焦点を当てています。
いずれにしても「家事は分担」に合意し、ちゃんと実行できるかどうかが男性としての分かれ目です。
収入が低いから
年齢が若ければお給料は安くて当たり前だし、近頃は寿退社をする女性も少ないです。
「収入が低いから共働きをしてほしい」という話を拒否する女性はあまりいないでしょう。
自分(男)だけ働かされるのは不公平だと思うから
働くのが基本的に嫌いな人は、私も含めて少なくないでしょう。
そういう人は、奥さんが専業主婦だと「なんで俺ばかり苦労しなきゃいけないんだ」と思ってしまいます。
専業主婦という外れ嫁をつかまされた俺、という感覚
これはちょっと複雑です。
この考えの人が気にしているのは「専業主婦」「大黒柱」それ自体ではありません。
「男女平等なのに専業主婦を希望する彼女は甘えてるんじゃないか」
「まわりは共働きが多いのに、俺だけ一馬力で頑張るわけ?」
「つまり、ネットでよく見る金目当てってこと?」
と、判断基準が自分ではなくて世間の目 になっているのが特徴的です。
結婚相手を、まわりと比較してアウトかセーフか測っている感じです。
外で輝く君が好き、という人
これには、言葉通りの場合と色々思惑がある場合があります。
①本当に、働いている姿に惚れた
②専業主婦になると外見に構わなくなりそうで嫌
③本当の理由は「収入が低い」「俺だけ働くのは嫌」なのに、ストレートに言うと格好がつかないからこう言う
他にもあるかもしれません。
男性が共働きでも家事分担をしないのは「したくない」から
さて、共働きを希望する理由についてお伝えしたところで、今度は「共働きを希望しつつ家事をしない理由」について考えてみます。
結論から言うと、「前項の理由により共働きを希望するが、家事はしたくないからしない」です。
職場で見たことがありませんか?
のらりくらりとそれっぽい理由をつけて仕事から逃げる人。
しかし人にはキッチリ仕事を振り、自分が負担を被ることはしない人。
共働きで家事から逃げる男性は、こういう人です。
家事しない言い訳①俺の方が高収入
一般に男性の方がお給料が高いことが多いです。
また、女性も自分よりお給料が安い男性と結婚することがあまりないので、自然と夫婦間では男性が高収入であるパターンが多くなります。
そこで勤務時間比や収入比など、双方が納得する割合で家事の分担ができればいいのですが、できない男性が多いのが困りものです。
「俺の方が稼ぎが多いんだから」
「家事やってもいいけど、じゃあお前は俺と同額稼げるの?」
と、収入額を盾に、家事をしないことを正当化します。
家事をしないのは「したくないから」とは認めません。
「収入が低い方がするのが当然、嫌ならいつでも立場代わるよ?」
と、反論しにくい理屈を持ち出して正当化してきます。
家事しない言い訳②俺の方が帰りが遅い
お給料の差がなかったり、むしろ妻の方が高収入だったりしても、家事をする男性は多くありません。
本心ではきっと、自分も家事をすべきだと分かっているのでしょう。
でもしたくない。
そこで出てくるのが「俺は帰りが遅いんだから、やってくれてもいいじゃん」という主張。
我が家はこれでした。
愛情があると、奥さん側もやってあげたりしちゃうんですよね。
家事しない言い訳③俺は気にならない
「俺は気にならない、気になるならお前がやればいい」理論。
● 洗濯物は全部一緒、ネットも柔軟剤も使わない、コースはいつも「標準」。
● 毎日肉か揚げ物で構わない、むしろ歓迎。
● 使用済ティッシュがテーブルに乗っていても気にしない。
● 飲み物がこぼれてテーブルがべたついても気にしない。
● トイレが汚れていても気にしない。
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このように、「俺は気にしない」だから「しない」となります。
そして見かねた女性が手をつけるのを横目でチラリと見てほくそ笑む。
たちが悪い人だと「俺は頼んでない、お前が好きでやってるだけ」などと言ったりもします。
関連記事:こんな男性とは結婚しちゃダメ!相性や譲れない条件以上に重視すべきポイント
まとめ:一馬力は嫌だけど家事も嫌→共働きで家事育児は妻
男性が共働きを希望する理由、共働きなのに家事をしない理由をおさらいしましょう。
共働きを希望する理由
● 収入が低いから
● 自分だけ働くのは嫌だから
● 専業主婦はハズレだと思っているから
共働きでも家事をしない理由
大前提は「したくないから」
● 言い訳①俺の方が高収入
● 言い訳②俺の方が帰宅が遅い
● 言い訳③俺は気にならないから気になるならお前がしろ、と家事を放棄
「共働きで、キッチリ家のことを分担できるならむしろそうしたい」という女性はかなりいるはずです。
または「家事育児は全部するしたまに手伝ってもらえたら感謝するから、お金稼ぐのは任せたい」という人。
しかしそうは行かないことが多々あるので、私たち女性は悩みます。
「専業主婦?冗談だろ働けよ」と言ったその口で、様々な言い訳を駆使して家事をしない男性は存在します。
数年前の私の夫です。
悪意はなくても、夫が低収入かつ激務では、女性が働きつつ家事を全部しないと生活が回らないこともあるでしょう。
現代は、女性も仕事を持って一人で生きていくことができます。
セクハラやパワハラなど、男性よりも厳しい局面に立たされることもありますが、食べていくことはできます。
ですから、夫や結婚を考えている彼氏が「共働きを強要しつつ家事はしない」というタイプでそれが許せなければ、別れも覚悟して「共働きの条件は家事分担が絶対」と強気に出ていいと思います。
ただ現実的には、離婚はしたくなかったり、離婚するほどじゃなかったりすることもありますよね。
私はまさにそれで、妊娠を期に退職するまでズルズルと家事を負担し続けてきました。
もしこのことで悩んでいる方がいたら、いい方向に進むよう心から応援しています。
お読みいただきありがとうございました!
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