早産は後遺症が残る?生存率や障害のリスクについて、時期別に解説します

こんにちは!ママブロガーのみやです。

今回のテーマは「早産」です。

以前の記事でも書きましたが、私は高度不妊治療を経て妊娠しました。

「やっと赤ちゃんができた!」という喜びもつかの間、次に来たのは「もし赤ちゃんが育たなかったらどうしよう」という不安でした。

まずは「胎嚢が確認できれば」、次は「心拍が確認できれば」、次は「12週の壁を突破できれば」・・・と毎日祈るような気持ちで過ごしていたのを覚えています。

「何週になれば安心できるんだろう」と思いながら、色々なことを調べていました。

結局は、元気に産まれて来るまで安心はできないし、もっと言えば子育て中も心配は尽きません。

しかしそれでも、「ここまで育てばとりあえずリスクは減る」という目安のようなものはあります。

今回の記事では、早産とは何か、早産になるとどういうリスクがあるのかについてお伝えします。

関連記事:妊婦が風疹にかかるとどうなるの?麻疹との違いは?

早産とは

早産とは、妊娠22週から36週までの出産のことを言います。

22週未満:流産(産まれて来ても、外の世界で育つことができない)

37週以降:正産期(37週~41週の出産)

流産と言われる時期を過ぎてから、正産期に入るまでの期間ですね。

一口に早産と言っても、22週と36週では14週間、つまり3ヶ月以上の差があります。

22週に近いほど生存率は低く、また重篤な障害が残る可能性があります。

関連記事:流産、科学流産、稽留流産、死産の違い。原因や自覚症状など。

切迫早産とは何か

切迫早産とは、早産になりそうな状態のことです。

まだ正産期ではないにも関わらず、陣痛が起きて子宮口が開き、出産が迫っている状態です。

早産になってしまわないように、切迫早産であると認められた時点で治療が開始されます。

子宮収縮を抑制するための薬を使うのが一般的で、進行度合いにより外来治療か入院治療かに分かれます。

また、子宮頚管無力症により子宮口が開きやすくなっている場合は、子宮頚管を縛って口が開かないようにすることもあります。

何週までお腹にいれば大丈夫なのか

もちろん、生産期に入るまでお腹にいるのが一番安心ではあります。

しかし早産となってしまった場合、生存率は週数によって大きく変わってきます。

生存率はどのくらい?

生存率は、初期の頃ほど1日でも長くお腹にいられた方が上がります。

例えば妊娠22週の出産では生存できる赤ちゃんは3割ですが、24週になると8割の子が生き延びられます。

14日間で大きく違うのです。

在胎週数別生存率 

在胎週数 22週 23週 24週 25週 26週 27週 28週 29週 30週
生存率 30% 50% 80% 85% 90% 90% 95% 95% 95%

体重別の生存率

出生体重 500g未満 500-750g 750-1000g 1000-1500g 1500-2000g 2000g以上
生存率 50% 70% 90% 95% 95% 97%

しかしこれは、あくまでも生存率です。

生存できた子も、状態によっては重い後遺症が残ることがあります。

後遺症のリスク

早く産まれた子は身体の機能が未熟です。

NICUで治療を受けたとしても、子宮の環境とはやはり差があるため後遺症が残る場合があります。

身体機能だけではありません。

発達障害が現れる確率も、正産期に産まれた赤ちゃんと比較して高くなっています。

例えば、ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、生産期に産まれた赤ちゃんの発現率は5-6%なのに対し、早産の子は20%近いという研究結果があります。

学習障害についても、正産期に産まれた子は5%前後ですが、早産の子は数十%と言われています。

妊娠22週~27週

網膜の発達が未熟であるため、未熟児網膜症になる可能性があります。

その場合、将来の視力に影響が出ることがあります。

妊娠28週~33週

未熟児網膜症のリスクは減りますが、まだ自力で生きていくことはできません。

肺の機能が未熟であるため、呼吸器系の後遺症が残る場合があります。

妊娠34週~36週

肺の機能が完成し、多くは正産期に産まれた赤ちゃんと同じように育ちます。

しかし、リスクが全くないわけではありません。

呼吸障害があったり、哺乳能力が低かったりする場合があります。

早産を引き起こす原因となるもの

早産の原因は、体質による部分もありますが、予防できるものもあります。

タバコ

過度のダイエット

妊娠高血圧症候群

この3つは、早産に明らかに影響があると言われています。

妊娠したらきっぱり禁煙して、きちんとした食事をとるよう努めましょう。

また、体重が増えすぎると妊娠高血圧症候群になりやすくなるので、適切な体重の増え方を維持しましょう。

まとめ:早産と障害が残るリスク

お腹の赤ちゃんにとって、もっともいい環境はママの子宮の中です。

医療技術の発達した現代においても、子宮内の環境を完璧に再現することはできません。

もちろん技術の発展により、早産児の生存率は飛躍的に上がりました。

しかし生存率は上がっても、子宮内と全く同じ環境を作ることはできない以上、赤ちゃんはお腹の中と同じように成長することはできません。

多くの場合、小さければ小さいほど、後遺症が残るリスクが高まると言われています。

もちろん、小さく産まれても、幸い後遺症もなく成長する赤ちゃんも大勢います。

しかし、ママのお腹の中で大きくなれるに越したことはありません。

早産の原因と予防法

タバコ → 禁煙する

過度のダイエット → 体型は産後に戻せばいいので無理しない

妊娠中毒症の予防 → 適切な体重管理

何かと不自由な妊娠中ですが、できるだけ規則正しい生活を送り、赤ちゃんをしっかり守ってあげましょう。

また、普段とは違う腹痛やおりものがあった場合は、まず病院に電話連絡し、指示に従って受診しましょう。

お読みいただきありがとうございました!

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みや

みや

不妊治療の末、2017年に男の子を出産。 タイミング法→人工授精→顕微授精のフルコース。 妊娠・出産・育児を通して、自分が知りたかったこと、調べていたことを発信しています。 どなたかのお役に立てますように。 不妊治療/顕微授精/無痛分娩/完ミ

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