こんにちは!ママブロガーのみやです。
今回のテーマは「赤ちゃんのストロー飲み」です。
離乳食が始まってしばらくすると、少しずつストローを使える赤ちゃんが増えてきます。
ところが。
そろそろうちの子も・・・とマグストローを持たせてみれば、吸えない!投げる!泣く! のトリプルパンチでショックを受けることがあります。
うちはそうでした。
同じ月齢の子が使えているのに、自分の子だけできないとどうしても焦ってしまいますよね。
平均的にはいつ頃から使えるようになるのか、どうやって教えればいいのかをお伝えします。
いつからストローで吸えるようになる?
個人差が大きく、明確に○ヶ月頃というのはありません。
初挑戦の瞬間からストロー成功する子もいれば、ストローが嫌いで吸うことすら拒否する子もいます。
6ヶ月頃からぼちぼち使える子が出てきて、8ヶ月頃には使える子がかなり増えて、1歳を過ぎればみんな使えるという印象です。
私が使っていたマグストローの説明書には「7-8ヶ月から」と書いてありました。
離乳食も進んできて、哺乳瓶やおっぱいから吸う以外の方法を少しずつ学んでいく頃ですね。
ストローを嫌がっても大丈夫!
ストローはこれまで吸っていたママのおっぱいや哺乳瓶とは全く違うので、赤ちゃんが戸惑うのは当然です。
初めから抵抗なく上手にできる子もいますが、できなくても問題ありません。
嫌がる理由は様々で、吸い心地が哺乳瓶と違うというだけではなく、吸い方が分からなくて飲めないという場合もあります。
そもそもストロー飲みができないことで何を心配してしまうかというと、
●このまま哺乳瓶に執着が出てしまったらどうしよう
●ストローが使えないのは発達が遅れているからなのか
この2点ではないでしょうか。
これらについては心配無用です。
以下で詳しくご説明します。
哺乳瓶に執着しないか心配
1歳半を過ぎると知能が発達してきて記憶力や物事の結びつきの理解が深まり、それがミルクと哺乳瓶への執着に繋がります。
この執着のポイントは1歳半という年齢です。
ストローの練習をするくらいの月齢、1歳未満のお子さんであれば、「今ストローが使えないこと」がすぐに哺乳瓶への執着に繋がるわけではありませんのでご安心ください。
例えば今お子さんが10ヶ月でストロー飲みの練習をしているとします。
1歳半までにはあと8ヶ月もあります。
あと8ヶ月練習してもストローが使えないということは考えにくいし、ストローを飛ばしてコップ飲みを先にマスターする子もいます。
ストロー飲みがすぐに上手に出来なくても、スプーンであげてみたりコップ飲みをさせてみたり、少しずつ哺乳瓶から離れられるように誘導してあげましょう。
ストローが使えないのは発達が遅れているから?
赤ちゃんの発達には個人差があるので、一概には言えません。
同じ月齢でも育児書の2ヶ月先を行っている子と2ヶ月後を行く子では、4ヶ月の差が出ます。
ですが心配なのは、そういう通常範囲内の個人差ではなく、病名がつくような発達の遅れですよね。
結論から言うと、ストローが使えるかどうかは発達状態の目安にはなりません。
ストローが使えないことで発達状態が心配になるということは、一目見て分かる症状が他にないということだと思われます。
発達に問題がある場合は、ストローよりももっと大きな点が目に付くはずです。
他の面は問題ないのにストローだけを使えない症状、というのは考えにくいです。
なので、他に心配な点はないがストローが使えないという状況であれば、発達の遅れが原因ということはないと思われます。
ストロー飲みの教え方
ストロー飲みができるようになると、外出時の水分補給がずいぶんラクになります。
でも、どうやって教えればいいのでしょうか?
吸う所を見せても分かりにくいし、言葉でも伝えにくいですよね。
おすすめの方法は、紙パック飲料を用意して、ストローを咥えさせてパックを押す方法です。
①紙パックの赤ちゃん飲料を用意する
②パックにストローを挿して、赤ちゃんにストローを咥えさせる
③パックを押す
④”ストローの先から飲み物が出る”ということを赤ちゃんが理解する
最初は「何か出てきた!」とびっくりして、うまく飲み込むこともできません。
しょっちゅうこぼしてしまいます。
でもしばらくすると慣れてきて、出てきた飲料を飲めるようになります。
そのうち「ココ(ストローの先)から出てくる」と分かり始めて、試行錯誤しているうちに吸い方を覚えます。
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まとめ:赤ちゃんのストロー飲みの時期
ストロー飲みがすぐできるかどうかは、その赤ちゃん次第です。
できる子はあっさりできるし、苦手な子は1ヶ月くらい嫌がったりします(息子はこれ)。
息子の場合は、コップ飲みの練習を挟みつつ時々ストローマグを渡すというゆるいやり方でした。
ある日突然、偶然ストローから吸えて、そこからはずっとストローです。
ストロー飲みのポイント
●1歳未満なら、ストローをすぐに使えなくても「哺乳瓶に執着して大変になる」ということはない
●「ストローが使えない=発達の遅れ」とは考えにくい
●使い方を教えるなら、紙パックのストローを口に入れて容器を押して中身を出してあげるのが効果的
自分の子が、「これは○ヶ月でできる」という目安みたいなものを過ぎてもできないと不安になってしまいますよね。
でも大体のことは大きくなれば笑い話です。
お読みいただきありがとうございました!