和痛(無痛)分娩、罪悪感を持たないで!甘えでも母親失格でもありません

 

こんにちは、みや(@miya_second)です。

今回のテーマは「和痛分娩、罪悪感を持たないで」です。

私は2017年に和痛分娩で出産(最終的には帝王切開)しましたが、私の周囲ではレアケースでした。

 

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私が和痛分娩を選んだ理由

端的に言うと 痛いのが嫌だから です。

そこに付随する理由は色々ありますが、突き詰めれば全ては 痛いのが嫌だから でした。

ちなみに付随する理由というのはこちらです。

 

腰が悪く、分娩中にぎっくり腰になるのが怖かった

私は18歳の頃から腰痛持ちで、数年おきにぎっくり腰を繰り返していました。

出産中、いきむべき時にあの痛みが来たらどうしようという恐怖心がありました。

私が痛みに弱いだけと言われればそれまでなのですが、私は痛いのが怖いのです。

 

不妊治療により、子宮周りの痛みにトラウマがあった

不妊治療そのものというよりは、そこにまつわる処置です。

通水検査と子宮ポリープ除去手術の際、外圧を加えて子宮と子宮口を広げる痛みを経験しました。

ショック症状で脳の働きが鈍っていき、吐き気と冷や汗に襲われる痛み。

重い生理痛 や、男性が 急所攻撃 で受ける痛みに近いのではないかと思います。

出産時は、ポリープ除去時どころではないサイズに子宮口が開くのです。

味わいたくないと思いました。

 

 

和痛分娩に対する無理解と批判

和痛(無痛)分娩という言葉が広まってから大分経ちますが、否定的な人は多いです。

ちょっと検索するだけでも、

・痛みに耐えてこそ愛情が湧く

・出産にも耐えられない人に育児は無理

・母親としての自覚、覚悟、責任感がない

・自分の妻にはちゃんと頑張って産んで欲しい、甘やかしたくない

といった意見が散見されます。

どれも精神論で、「愛情があるなら耐えられるはず(=痛みが怖くて和痛分娩を選ぶなんて、愛情がないんだね)」と言いたいように思えます。

特に一番下にはがっくり来ますが、こういう男性、少なくないみたいですね。

 

痛みに耐えてこそ愛情が湧く

根拠0です。

昔からの言葉ですから、痛みに耐えるしかなかった昔の産婦さんを励ますための言葉 なのではないでしょうか。

痛みに耐えた女性がその経験を誇りに思うのは素晴らしいことですが、それを他の妊婦さんへの抑圧に使うのはよくありません。

 

出産にも耐えられない人に育児は無理

産後の育児を一番不安に思っているのは妊婦さん本人です。

「ちゃんと育てられるだろうか」

「夜泣き、離乳食、しつけ、私にできるだろうか」

そこに「出産にも耐えられない(=和痛分娩を選ぶ)ようでは育児なんて無理」という言葉を投げかけているのです。

和痛分娩を選択させないための脅しでしかありません。

 

母親としての自覚、覚悟、責任感がない

母親としてすべきなのは「痛みに耐える」ことではなく、赤ちゃんにしっかり向き合う ことです。

例えば、「『麻酔なしで手術に耐えること』が会社員としての自覚、覚悟、責任感だ」と言われたらどう思うでしょうか?

それは違うと思いませんか。

出産時の痛みと母親の存在意義についても同じことが言えるでしょう。

 

自分の妻にはちゃんと頑張って産んで欲しい、甘やかしたくない

こういう意見の男性は多いようです。

「妻に痛い思いをさせたい」というよりは、

・「痛みに耐えてこそ愛情が」ってよく聞くし、和痛分娩にすると愛情が湧かないんじゃないか

・他の奥さんはちゃんとやってるのに甘えてる

・ここで痛みから逃げるのを許すと今後も色々逃げるんじゃないか

このように、出産を母親になるための通過儀礼だと考えていたり、和痛分娩を選ぶことで今後の育児に悪影響が出ることを懸念していたりする印象を受けます。

 

痛みの強弱で愛情に差が出るなら父親は愛情0ってことになるんですけどね。

男と女は違うだろ!と思っているのでしょうか。

 

 

和痛分娩、麻酔が赤ちゃんに影響することはない?

麻酔薬が直接赤ちゃんに回って悪影響を与えるという話はありません。

自然分娩よりも母体の体力を温存でき、何より痛くないのが大きなメリットです。

 

しかし、100%ノーリスクというわけでもないのです。

・医療行為なので、事故の可能性が全くないわけではない

・麻酔により、陣痛自体が弱まりお産の進行が遅くなる

この2点はよく言われています。

 

実際、私は赤ちゃんが途中から下りてこなくなってしまい、結局帝王切開になりました。

ただ、切ってみたらへその緒が絡まっていたそうで、麻酔の影響で下りてこなくなったのか、へその緒が原因だったのかは不明です。

 

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和痛分娩、罪悪感を持たないで!まとめ

日本ではなかなか普及しない和痛分娩。

ここ数年の統計では、全出産の5%ほどが和痛分娩だそうです。

20人に1人ということで、体感としては確かにそのくらいかもしれません。

 

和痛分娩には人の手が入るので、自然分娩とは異なる点もあります。

ですが、自然分娩なら絶対安全かというとそうではなく、どの方法を選んでもそれぞれにリスクやデメリットは存在します。

和痛分娩は絶対安全ノーリスク、とは言えませんが、他の分娩方法と比べて危険度が高いかというとそうではありません。

 

どのような出産方法を選ぶかは妊婦さんそれぞれです。

ですから和痛分娩を希望しない方が自然分娩で出産し、それを周りの方が労わるのは素晴らしいことです。

しかし同時に、和痛分娩を希望しているのに周囲の理解を得られず和痛に出来なかったり、選べても罪悪感をずっと引きずるようなことはあってはなりません。

 

これから出産方法を選択なさる方、本当は和痛がいいけど周りの目が・・・と気になっている方へ。

「和痛分娩は甘え」「母親失格」「苦労してこそ愛情が」なんて、嘘です。

お腹の赤ちゃんを毎日大事に守って育てているのはママです。

出産時の痛みを軽減させたら駄目な母親なんてことは絶対にありません。

あなたはとってもいいママです。

大丈夫ですよ!

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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