和痛(無痛)分娩体験談!麻酔がなかなか効かず悶絶→最後は帝王切開

こんにちは、みや(@miya_second)です。

今回のテーマは「和痛(無痛)分娩体験談」です。

私は2017年に和痛分娩で出産に挑み、最終的には帝王切開で出産しました。

私が和痛分娩にしてよかったと思う点は2つあります。

①「痛みに耐えられなくなったら麻酔を入れてもらえる」という安心感

妊娠中に出産に対する恐怖を味わうことがなかった

特に②は大きかったです。

事前処置も出産当日もそれなりに痛みはありましたが、落ち着いて出産に挑むことができました。

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私が出産した病院においての「和痛分娩の注意点」

病院により治療方針はさまざまです。

私が出産した病院では、次の2点について注意事項がありました。

「完全なる無痛」ではない

私が出産した病院は「”無痛”ではなく、あくまでも“和痛”」でした。

理由は以下の2つです。

① いきむタイミングが分かるように、陣痛の感覚を残す

② 麻酔が強すぎると陣痛自体が弱まり、赤ちゃんが下りて来るのに時間がかかるので、それを避けるため

上記の理由により、お産が始まっても 痛みを我慢できなくなるまで麻酔は入れない というスタイルでした。

これは確かに、無痛ではなく和痛 です。

和痛分娩は、お産が長引くことが多い

麻酔により筋肉の収縮(=陣痛)が弱まり微弱陣痛になりやすく、その分時間がかかることが多いようです。

出産は、3つのステージに分けられます。

第1期:陣痛が始まってから子宮口が全開になるまで

第2期:子宮口全開から、赤ちゃんが出てくるまで

第3期:赤ちゃんが出た後、胎盤が出てくるまで

この3ステージの中で、第2期が長くなります。

和痛分娩レポ① 前々日の日帰り処置

私は計画分娩で、もともとの予定日の4日前に出産予定でした。

予定日が近くなっても子宮口が固いままだったので、当日のお産をスムーズに進めるため、ラミナリアで子宮口を広げる ことになりました。

非常に痛かったです。

ラミナリアとは海草でできた細い棒で、乾燥した状態では太さ数ミリです。

ラミナリアを子宮口に挿すと、体内の水分を吸って膨らむので、その分だけ子宮口が開きます。

硬いラミナリアを子宮口に何本も挿していくのは辛かったです。

子宮口をこじ開ける痛みもあったし硬いものがささる違和感もありました。

胃カメラを飲み込む辛さに近かったように思います。

そこに酷い生理痛が上乗せされたような感覚でした。

処置は1時間ほどで終了し、その日は帰宅しました。

和痛分娩レポ② 出産予定日の前日に入院

午前中にNST(ノンストレステスト)を受ける

ラミナリア処置の翌日、ラミナリアが挿さったまま再度病院に行きました。

まずは午前中にNST(ノンストレステスト)を行い、赤ちゃんの様子を調べました。

ノンストレステストとは、赤ちゃんが出産に耐えられる状態かどうかを計測するものです。

血圧を測る時のようなベルトをお腹に巻き、お腹の張りや赤ちゃんの動きを調べます。

特に問題なかったので1度外に出て、15時に入院することになりました。

午後に入院。内診グリグリと麻酔針

入院後、ラミナリアが外され、いわゆる 内診グリグリ を行いました。

内診グリグリとは、出産を促すために卵膜を子宮から剥がす処置です。

先生が子宮口から指を入れ、卵膜を物理的に子宮から剥がします。

痛いと評判ですが、やはり痛かったです。

その後、陣痛促進剤を入れるための針を腕に、硬膜外麻酔のための針を背中に刺しました。

夕食の時も夜眠る時も針が刺さったままでうっとうしかったですが、刺してしまえば痛みはほとんどありません。

注射の瞬間も、痛いことは痛いのですが、ラミナリアに比べたら、大したことはありませんでした。

この日の夜は、促進剤が効くかどうかを調べるためにごく微量注入しました。

促進剤を入れ始めてすぐ規則的にお腹が張り始め、「なるほど、これが陣痛か」とのんきに構えていました。

就寝時には促進剤を切ってもらったので、翌日に備えて早めに就寝しました。

和痛分娩レポ③ 分娩当日

事前準備。浣腸と陣痛促進剤

処置は朝6時からスタートしました。

まずは浣腸でお腹の中を空っぽにした後、昨晩腕に刺した注射針から陣痛促進剤を入れていきます。

8時頃には「いたた・・・」と思うくらいの強さになっていました。

その後も促進剤はどんどん注入され、10時には波が来るたび横を向いてうずくまり「痛い!痛い!」と言いながら夫にテニスボールでお尻を押してもらっていました。

この時はきつい下痢くらいの痛みでした。

麻酔を入れたが効きが悪く、しばらく痛いままだった

10時40分、まだギリギリ平常心でいられましたが、これ以上はやばい という予感があったので、ここで麻酔を入れてもらいました。

しかし、15~20分くらいで麻酔が効いてくると言われましたが一向に効かず。

背中の注射針の刺す位置を調整して、ようやく効いてきました。

12時頃にはほとんど痛みはなくなり、昼食を取ることが出来ました。

麻酔が効き始めたら赤ちゃんが下りてこなくなった

麻酔が効いていない間は赤ちゃんがどんどん下りてきていたのですが、痛みがなくなった辺りから赤ちゃんが下りて来なくなりました。

「14時までにある程度下りなければ帝王切開かもしれない」と言われ、赤ちゃんが下りるように麻酔を一旦切りました。

麻酔を切って数分でじわじわとやってくる痛み。

チョコを食べたりポカリを飲んだりして栄養補給していましたが、痛みに耐えるのに疲れて、陣痛の合間に一瞬眠っては痛みで起きるのを繰り返していました。

麻酔を切ったにも関わらず、14時を過ぎても赤ちゃんは下りて来ませんでした。

赤ちゃんが下りて来やすい体勢とのことで、ベッドの上で正座から頭を下げたような、土下座のようなポーズを取りました。

麻酔は基本的に切ったまま、痛みに耐えられなくなったら入れてもらうという感じになりました。

最終的には帝王切開で出産

15時頃、分娩室の隣で、帝王切開の準備をしている声が聞こえていました。

私は正直この時「助かった、もう無理」と思っていました。

ところが先生が子宮口を確認したところ10cmまで開いていたため「だめもとでいきんでみようか」と言われ、分娩に挑むことになりました。

私は既に体力を使い果たしていて全力でいきめない状態だったので、当然のことながら赤ちゃんは下りて来ませんでした。

しかし、どういうわけか、すぐに帝王切開とはならず「17時まで様子見」と言われました。

麻酔を切っていたので陣痛の痛みは強くなり、何のための和痛分娩か意味不明な状態でした。

私はもうぐったり疲れて「帝王切開にして欲しい」と何度も頼み、そしてようやく帝王切開が決まりました。

和痛分娩の費用

私の産院では、自然分娩費用+10万でした。

私は帝王切開になったので、和痛分娩ではなく帝王切開で請求が来るのかと思っていましたがそうではありませんでした。

考えてみれば、麻酔の設備や人手はかかっているので、和痛分娩の分も請求があって当たり前ですね。

帝王切開の費用に和痛の分もプラスされ、出産一時金を15万ほど上回りました。

幸い加入していた生命保険でちょうどそこがカバーできるくらいの保険が下りたのでプライマイゼロでラッキーでした。

まとめ:和痛分娩からの帝王切開体験談

この記事の重要ポイント

・和痛(無痛)分娩と言っても、それなりに痛い

・麻酔が効きやすいかどうかは人による

・場合によっては麻酔を切られ、陣痛の痛みを味わう

・最終的に帝王切開でも、和痛分娩代は発生する

痛みについては、”人それぞれ”が大前提で、私の場合は そこそこ痛かった というのが結論です。

とは言え私の味わった陣痛の最大値は 酷い下痢 くらいの強さだったので、日常の精神で耐えられるレベルではありました。

それを思うと、和痛の効果はあったのだと思います。

冒頭にも書きましたが、妊娠中に出産の恐怖を想像せずに済んだのは、私の場合は大きなメリットでした。

これから出産を迎える皆様のご無事と健闘をお祈りしています。

お読みいただきありがとうございました!

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みや

みや

不妊治療の末、2017年に男の子を出産。 タイミング法→人工授精→顕微授精のフルコース。 妊娠・出産・育児を通して、自分が知りたかったこと、調べていたことを発信しています。 どなたかのお役に立てますように。 不妊治療/顕微授精/無痛分娩/完ミ